ご近所ボランティア 過去の活動 

12月の活動

12月19日(月) 12月7日に伺って作業をした極楽在住、80代後半の女性からコーディネーターに電話が入り、押し花アートと火災報知器についての依頼がありました。押し花アートは自分で額縁を外し終えたので、不燃ゴミに出せるようまとめてほしい。火災報知器のうち1台は買い換えて、2台を元の位置に取り付けてほしいというものでした。そこで12月23日(金)に出かけていって作業を行いました。押し花アートはガラスとアルミ箔で押し花を挟み、中に乾燥剤を入れて保存性をよくしたものですが、30点ほどあったすべてを45ℓの不燃ゴミ用大袋4袋にまとめました。月末の不燃ゴミの日にご自分で出されるそうですが、重いので難しければ連絡をいただくようになっています。

以前から断続的に、形を変えながら継続している、ゴミ出し、声かけを除けば、今月の活動はこの1件だけでした。他学区の経験からも、暑さ、寒さが厳しい時期には依頼の連絡が少ないようです。たとえ連絡がなくても、コーディネーターが支援のために待機していると想うことで、多くの方が少しでも心安らかに暮らして頂ければ、それも私たちの目指すところです。

今月はボランティアコーディネーターの交代が1件ありました。4人のうち1人がやむを得ない事情でリタイアせざるを得なくなり、新しい人を探していたところ、既に極楽小学校トワイライトルームと極楽コミュニティセンターの両方で働いているひとりの女性が手を上げてくれました。これからは、男性が3人と女性が1人交代で、皆さんからの電話、来訪をお待ちしています。

11月の活動

11月24日(木) 電話の鳴らなかった11月も終わりが近づいたこの日、3件の依頼があり、2件は月をまたいだ対応となりました。そのうち1件は12月7日現在も進行中です。

1 大針にお住まいの90代半ばの女性から、門灯が点かなくなったので見てほしいとの連絡。コーディネーターがこの日の夕方伺って、蛍光管を持ち帰り、新品を代理で購入の上、12月3日(土)に再訪して、付け替えました。ところが、それでも点灯しないので、女性宅にある使用中の点灯管を装着してみると、点灯。

その日、近郊にお住まいのご家族が来ておられたので、新品の点灯菅を購入して付け替えるようお願いして帰って来ました。

2 名東区社会福祉協議会のコミュニティワーカーさんを通して、極楽在住の80代後半の女性から、相談の連絡がありました。窓口の開く日に都合がつかなかったので、協議会へ電話されたそうです。この件も12月3日(土)にコーディネーターが依頼者宅へ伺いました。

①小型キャビネットを2台、粗大ゴミに出してほしい(環境事業所への依頼、シールの購入は済ませてありました) ②資源ゴミに出す段ボールを縛ってほしい ③屋内の蛍光灯がチカチカするので、交換してほしい

ご依頼はこの3件でした。蛍光灯は点滅する1本の他に、照度が落ちている他の3本も交換のため持ち帰り、粗大ゴミを出す12月7日(水)の朝8時に伺って、一括して作業しました。その際、チェック機能が作動しない火災報知器が2台あるとのお話でしたので、持ち帰り分解して調べたところ、1台は交換したほうがいいとの判断になりました。またこの方は押し花アートがご趣味で額装したものが30点ほどあり、その額を外してもらえないかとのお話もありました。

3 極楽の民生委員さんがお見えになり、今、空き家になっているお宅の草刈りを格安でやってくれる人を、家の持ち主の方が探しているとのご相談でした。市の生活援助軽サービスを使うと来年になってしまうので、もっと早くできる人はいないかとのことです。

コミュニティワーカーさんに問い合わせたところ、引山学区で類似例があったので調べてもらいました。結果は、残念ながらこの人による対応はできなくなっていることが分かり、民生委員さんにその旨連絡しました。

10月の活動

10月12日 6月にゴミ出しのお手伝いをした、極楽在住の80代女性より、コーディネーターの電話に直接連絡があり、資源ごみ処理の依頼がありました。その日の午後伺って、駐車スペースに置いてあった、空きびん、空き缶、ペットボトルなど、中型レジ袋3個を引き取って持ち帰り、収集日にゴミステーションへ搬出しました。依頼電話のおり、健康状態、受けている支援、病気治療の現状などを話して下さいました。

10月13日 高針台 在住の60代女性より、玄関の照明が点滅するので、電球を交換してほしいとの依頼が、電話で入りました。受け付けたコーディネーターが、早速、その日の夕方下見に伺い、翌日の午後再訪して交換しました。新しい電球は用意してありました。交換が久しぶりだったようで、カバーを留めているボルトが固くさび付いており、外すのに力が必要でした。

10月20日 学区内のある民生委員の方が受付へ来訪されました。近所に認知症の方がおられて、ゴミ出しを忘れることがあるので、前日にお声がけをするボランティアを希望されているとのこと。その民生委員さんはご近所ボランティアに登録されており、お声がけはその方が行って下さるそうですが、継続的な活動になるので、依頼者の登録と、依頼書の作成をしておくことになりました。

10月25日 高針台に住む70代後半の男性から、家具移動の依頼が入りました。老人会で配布したマグネットを見てのご連絡で、床板を張り替えるためのタンスの移動です。一人では無理で、手伝いが必要でした。コーディネーターがこの日下見に伺い、翌26日の午後作業をしました。そして次の日の朝、張り替えの終わった床に、タンスを戻すお手伝いをして完了しました。

10月25日 この日はもう一つ依頼が入りました。高針台在住の60代女性からです。勝手口の網戸を張り替えるため取り外したところ、元通りに嵌まらなくなってしまったので、見てほしいとのことでした。この件も夕方コーディネーターが伺ったところ、勝手口あおり戸の鉄枠に不具合が見つかり、依頼者と協力して嵌め込みをしました。なおこの方は、10月13日に玄関照明の電球交換を依頼された方で、お礼を言っておられました。

10月27日 5月に除草を行った、高針台在住90代男性宅で再び除草を行いました。男性の知人と二人で1時間ほど作業し、45ℓ袋4コ分の雑草を取りました。なおこの方は入院中で、除草の依頼は、関東地方にお住まいのご家族から、男性の知人を通して、入ってきました。

9月の活動

9月5日 先回のご報告から続きます。大針に独りでお住まいの、この日90歳の誕生日を迎えられた女性のお宅で、除草を行いました。ボランティア2名、名東区社会福祉協議会のコミュニティワーカーさん1名、ご家族の方1名の計4名が参加しました。朝、9時ごろから始めましたが、最高気温33.5℃の暑い日でした。

広い敷地に様々な雑草が勢いよく生えています。盆の休みに身内の方二人で草取りをされたのに、すぐに生えてきて困っているとおっしゃっていました。名古屋市の生活援助軽サービスはすでに3回利用しており、残る1回は年末のためにとってあるそうです。

4人が各自担当する場所を割り振って、約1時間がんばり、45ℓの袋が7コになりました。細かい草まで全部は取りきれなかったところも一部残りましたが、きれいになったと喜んでいただきました。

ご家族の方、コミュニティワーカーさん、いっしょに汗を流していただき、ありがとうございました。

9月27日 極楽にお住まいの80代女性からゴミ出しの依頼がありました。昨年6月、学区でこの事業が始まったとき配布したチラシを見ての連絡です。腰痛により、かさばる荷物の運搬が困難とのことでした。

早速、この日の夕方、コーディネーターが下見に伺いました。3日後の9月29日に名古屋市の生活援助軽サービスによる除草が予定されており、このサービスでは刈り取った草を依頼者が自分で処理する決まりになっているので、困惑しておられるとのことでした。

打ち合わせの結果、9月30日にあらためて伺い、車庫に置いてあった45ℓの可燃ゴミ袋3個を引き取って自宅に持ち帰り、収集日に処理しました。

10月か11月に同じサービスによる庭木剪定の予定があり、45ℓ20袋ほどのゴミが発生するので、その処理をまた依頼されるとのことです。

なお、この方からは10月4日に、きれいに片付けてもらってありがとうとの、お礼の電話をいただきました。

 

8月の活動

8月4日(木)、大針に独りでお住まいになっている80代後半女性宅での、除草の依頼がありました。ご家族の方が「サンデーランチわいわい」で私たちの活動を知り、「極楽ねっと」で詳しくご覧になって、受付窓口に直接来訪されました。盆の休暇を利用して、ご家族で草取りをされる予定で、取り切れない部分をご近所ボランディアでお願いしたいとのことでした。

 その後、8月25日にこちらから連絡を取り、9月の始めにボランティア2名が伺うことになりました。

 若い世代の参加者も多い、「サンデーランチ」や「極楽ねっと」が私たちの活動を知っていただく場所、媒体になったことには、この活動の認知度がわずかながらも上がりつつあることが感じられ、喜んでいます。

7月の活動

7月のご近所ボランティアは、今年1月から引き続いて利用されている、極楽在住80代男性のゴミ出しが1件だけで、新しいご相談は、ひと月をとおして全くありませんでした。連日の猛暑と、新型コロナ感染の爆発で、連絡をためらっておられる方がいるかもしれません。同じ活動を実施している名東区の他の学区でも、この間、相談が止まっているところがあるようです。

現在は、この活動の認知度を一段と高め、隠れた需要を掘り起こすため、小型のチラシを2種類用意しているところです。ひとつは、手助けが必要かもしれない方々に向けて、もうひとつは、その周囲におられる、より若い世代の方々に向けてです。極楽学区にたくさんある、ふれ合い活動の該当するグループでの配布を中心に考えています。

極楽ねっとをご覧になっている皆さんの周りに、気になる人がおられたら、ご近所ボランティをご紹介いただき、また、相談窓口までご連絡いただければありがたいです。

6月の活動

6月の活動には以下のものがありました。

6月1日(水) 以前利用されたことのある、極楽在住の80代女性より、コーディネーターの私宅に電話があり、資源ゴミの搬出と、照明器具の不具合について相談を受けました。お急ぎではないので、まず6月7日に留守宅を訪問し、戸外に出してあった資源ゴミを自宅に持ち帰りました。次に6月19日に電話で打ち合わせて、翌20日、再び訪問し、照明器具の接触不良を修理、扇風機をいっしょに掃除してやり方を伝授しました。また、残りの資源ゴミを持ち帰り、指定日に自宅近くのステーションへ搬出しました。

6月9日(木) 極楽にお住まいの80代女性から相談がありました。夏3ヶ月ほど涼しい所へ行くので、留守の間、庭の水やりを頼めないかとのお話。総合的にみて変わった要望であり、対応できるボランティアが見当たらないので、社会福祉協議会のコミュニティワーカー、他の3人のコーディネーターの意見を聞いた上、お受けできない旨お伝えしました。

6月17日(金) 上社にある名東区社会福祉協議会の建物で、ご近所ボランティアの名東区交流会があり、コーディネーター3名が参加しました。名東区でこの活動を行っている6つの学区からの16名を含め、総勢29名の集まりでした。まず、地域共生社会の実現について、名古屋市社会福祉協議会の方からお話を聞いた後、①困りごとを把握する経路、工夫②実際にあった相談とその対応方法③活動の周知、広報という3つのテーマについて、経験を分かち合いました。歴史の長い他学区の方々のお話に、驚き、笑い、感銘をうけ、実践的な知恵をえた、濃い時間となりました。

5月の活動

 5月には次のような活動がありました。

・5月2日(月) コーディネーターの知人より電話連絡があり、高針台に住む90代の男性宅で、庭木の一本が根腐れして倒れたので、整理を手伝って欲しいとの要請を受けました。翌日3日の朝、下見をし、6日に、連絡をくれた知人と2名で行き、知人が電動ノコギリを使って倒木を処理した後の片付けをし、その後30分ほどかけて、庭の除草をしました。

・5月12日(木) 以前、ゴミ出しのお手伝いをしていた極楽在住80代男性から最近依頼がないので電話したところ、今月からまたお願いしたとのことなので、再開することとしました。

・5月19日(木) 大針在住の女性が来訪され、アパートの共有部分の清掃を有給でできる人を探しているとの相談がありました。活動の趣旨からご要望にそえないことを説明して、ご納得いただきました。

・5月24日(火) 極楽に住む80代の女性から、浴室の照明が点滅するので見て欲しいとの依頼が入ったので、その日のうちに下見に行き、蛍光管の交換を決めました。型番を見て家電量販店へ行き、新しいものを購入、古いものの処分を依頼しました。

4月の活動

4月には次のような活動がありました。

・4月4日(月)  高針台に住む80代の女性から蛍光灯の購入と交換の依頼を受けたので、コーディネーターが伺ったところ、作業に対して報酬を支払うとの申し出がありました。これを固辞すると、依頼自体を取り下げられ、活動は不発に終わりました。

・4月21日(木) 極楽在住の80代の女性から、手洗いと、寝室の電球を交換してほしいと依頼がありました。電球は依頼者が準備されるとのことでした。22日に下見に伺い、26日に交換しました。電球のカバーが汚れていたので、すべて取り外して洗いました。トイレ、洗面所、寝室を最初60wに交換しましたが、明るすぎるとのことで40wにもう一度取り替えました。

・4月28日(木) 大針に住む70代の女性から、庭の除草をして欲しいと電話がありました。翌28日、コーディネーターが下見に行き、5月12日にもう1人のボランティアを加えて2名で訪ね、1時間あまりかけて、落ち葉の収拾と除草を行い、45ℓのゴミ袋が5袋できました。

近    況

開始以来もうすぐ1年になるご近所ボランティアは、まだまだ発展途上にあり、十分には活用されていません。登録ボランティアの増え方もゆっくりで、相談を受けたコーディネーターが自分で出向いて作業をこなすことの多い現状です。

個々の活動の記録として、「地域支えあい事業 生活支援活動 依頼書 兼 報告書」という長い名前の、実は簡単な報告書が作成されています。活動の運営主体である極楽学区地域支えあい活動連絡会議への報告です。この書類から、個人情報を保護しつつ、月ごとに活動の概要を紹介していきます。                       (令和4年4月1日)